出版社 宝島社は現行のストリートファッション誌「mini」の5月号から「ジェンダーレス宣言」をキャッチコピーに掲げ、
当雑誌発の男女カップルで表紙を飾った。
「mini」は10代~20代のストリートが好きなかっこいい女の子がターゲットとしており、芸能人を含め男性読者もいてストリートというスタイルであるがゆえにジェンダーへのこだわりはそこまで強くなかった為、女性紙である必要もないと編集長も感じていたそう。
男性モデルの露出も増やしており、誌面の内容は大きく変えたわけではなく、新しい企画として男性のメイクや美白のページを設けたくらいだそうです。
誌面が変わらないのであればあえて口にする必要はないが、言語化することで雑誌に元気を与えたり、世の中にメッセージを発信できるのではと考えたとの事。
発売後は男性読者から「買いやすくなった」、「いつか男性誌・女性誌の区別がなくなるかも」などの反響をいただいているそうです。
やることは変わってないが、外に向けて発信したことで誌面作りに関してより考えるようになったそう。
雑誌は「生物」なのでいつどう変わるかはわからないが、当面の間はこの形を追求していきたいそうです。
ジェンダーレスという言葉も浸透してきており、このような取り組みを行う企業が増えていくことはとてもうれしい事です。
引き続き動向を注視していきたいですね!