10月27日、米国の国務省が性別欄に「X」と記載したパスポートを初めて発給したことを発表しました。
国務省によると、性別に「X」を選択できる制度はパスポートだけでなく、海外に在住の米国民に発行される出生証明書にも適用され、2020年初めまでにシステムが整備され、広く利用できるようになるとの事です。
国務省のネッド・プライス報道官は「今回のパスポート発給に際し、LGBTQI+の人々を含むすべての人の自由、尊厳、平等の促進に対する国務省の取り組みを改めて約束したい」と述べ、ジェンダー・アイデンティティに関連する差別に直面する人々に対する支援を表明しました。
また、これまでは出生証明書などの書類上の性別と異なる性別を記載するためには医学的な証明が必要とされていましたが、パスポートに記載する性別を自ら選択することも許可しました。
【PRIDE JAPANより引用】
自らのアイデンティティに合った性別を選択できるという事は大きな意味があると思います。
このような制度が日本でも導入されることを願っております。