9月26日 スイスで同性婚の合法化をめぐる国民投票があり、投票の結果約64%が合法化を支持し、3分の2近くの国民が合法化を支持しました。
これによって同国は、西ヨーロッパに中では遅れて同性婚を合法とする国の1つとなります。
支持者らは、今回の国民投票をスイスのLGBTQの権利にとって歴史的なものとなったと称えました。
投票の前には、キリスト教の団体や保守的な政党が伝統的な家族のかたちを損なうとして、合法化に反対しました。
スイスは2007年から同性カップルにパートナーとして登録することを認めているが、一部の権利は制限されています。
同性婚が合法化されれば、同性カップルは血縁のない子供を養子にできるようになります。女性カップルが結婚した場合は精子提供によって子供をもてるようになります。
同性婚を合法と認めるのは、スイスが世界で30か国目になります。
合法化を支持する「イエス」運動を展開してきた組織のヤン・ミュラー氏は
「スイスにとって歴史的な日であり、同性カップルの平等にとっても歴史的な日だ。さらにLGBTコミュニティー全体にとっても重要な日だ」と話しました。
【BBC NEWS JAPANより抜粋】
国民の半分以上が支持するということは、それだけLGBTQに関する理解が広がっているからだと思います。
日本でもさらに理解が広がって、将来的には同性婚が合法化される日が来ることを心待ちにしています。