国際水泳連盟は6月19日にトランスジェンダー(心と体の性が一致しない方)の選手が出場できる新たな競技カテゴリーの創設に向けてワーキンググループを立ち上げると発表しました。
同日ハンガリーのブタペストで開いた総会でジェンダーに関する指針を決定しました。
指針ではトランスジェンダーの選手が女子のカテゴリーの競技に出場する場合、男性ホルモンの「テストステロン」の値が定められた基準値を超えると失格などとする可能性があるとしています。
新たな競技カテゴリーについては半年ほどかけて検討するとの事です。
トランスジェンダー選手をめぐって今年3月に行われた全米大学選手権の女子自由形に出場したトランスジェンダーの選手が優勝し、議論となっていました。
国際水泳連盟は「選手の権利は守らなければならないが、特に女子の競技では公平性も守らなければならない」としています。
【NHK NEWS WEBより引用】
男女で対格差もあり、競技の公平性を保つために新たなカテゴリーを作ることはとても良いと思います。
時間がかかることだとは思いますが、このようにトランスジェンダーの選手が活躍できる場を作ろうという試みはとても素敵だと思います。
他の競技でもぜひ同じように検討してもらえたらと思います。