「女性を好きになってはいけない」 「この気持ちは周りに知られてはいけない」
そう思い悩んできた伊是名さんを変えてくれたのは、パートナーの笹川さんでした。
今月1日に浦添氏のパートナーシップ宣誓証明を申請した2人は「法的な効力はないけれど、私たちは入籍だと思っている」と前を向きました。
伊是名さんは中学生時代、女性が恋愛対象であると周囲に知られてしま師、問いただされたり、ちゃかされたりした経験から心に傷を負っていました。
青森県から移住してきた笹川さんと出会ったのは2018年。市内で行われた長距離走のイベントだったそうです。ほどなく交際を始め、「結婚したいね」と話し合ってたという。この日は待ちわびた性の多様性尊重条例の施行日だった。
両親や職場への報告を決断する際にも、笹川さんは「きっと分かってくれる。重たく考えず普通に伝えたらいいんじゃない?」と背中を押してくれた。
「結婚できない」 「親不幸だ」と深く悩んでいた伊是名さん。愛し合う2人が一緒にいることが普通の事だと思えるようになったのは笹川さんのおかげだそうです。
「自由に人を好きになっていいんだよ。きっと理解してくれる人は増えていく。」この言葉を過去の自分にも、同じ悩みを持つ人々にも届けたいと考えています。
笹川さんは「LGBTは生産性がない」などの政治からの発言について「少なからず偏見は残っているが少しずつでもなくなっていってほしい」と差別の解消を願っています。
【朝日新聞デジタルより引用】
いまだに残る偏見からの差別発言が少しでも早く減っていけば良いなと思います。
より自由に、肩身の狭い思いをせずにすむ社会になれば良いですね。