群馬県の大泉町の役場にある町議会の議場で今月5日、結婚式がありました。
新型コロナウイルスが流行している影響で挙式ができないカップルを公募し、議場を開放しました。
職員が花や風船で飾り付けをして村山俊明町長が立ち合い人として式を執り行いました。
式を挙げたのは町内に住む日系ブラジル人の女性同士のカップル。
「お互いを生涯のパートナーとし、楽しい時も困難なことも2人で分かち合い、生涯ともにいきていくこことを誓います。」とポルトガル語で宣誓し、指輪を交換、結婚証明書にサインをしました。
村山町長は「議場でお祝いする1組目のカップルで、2人にも記念すべき日になった。ますます愛が深まっていくことを願う」とあいさつしました。
大泉町はLGBTQなどの性的少数者のカップルを認める「パートナーシップ制度」を2019年1月にはじめ、今回で2組目だそうです。
パートナーシップを宣誓したカップルには宣誓書受領証を発行しているそうです。
これによって町営住宅の入居申し込みなどができるそうです。
町には外国人も多く住んでおり、「あらゆつ差別の撤廃をめざす」としています。
【朝日新聞デジタルより引用】
お二人ともご結婚おめでとうございます。
様々な市町村がパートナーシップ制度を開始していますが、まだ多くはありません。
町を上げて祝ってくれるというのは本当に素敵ですね。
これからも同様の取り組みをする市区町村が増えていくことを切に願っています。