comingin 化粧品の開発、生産、販売を主に手掛けているちふれホールディングスは、女子プロサッカーチーム「ちふれASエルフェン埼玉」の元所属選手である櫻木彩人さんをちふれグループのLGBTQ＋アンバサダーに起用しました。
従業員の約80％が女性であることから、「ジェンダー平等の実現」を最も重要課題の1つに選定していて、2017年には就業規則に同性婚についても明記し、異性同士の結婚と同じ扱いにしています。
今回就任した櫻木さんは性別適合手術や改名、戸籍変更をして男性となったトランスジェンダーです。就任前から多様性を認め合う社会を目指した講演活動を行っています。
「30歳の時に海外で性別適合手術をして帰国後に戸籍と名前を変更した時、ようやく本当の自分になれたと自分自身を受け入れることができた」と語っています。
「自分が生まれてきた意味や使命を考え、少しでも次世代の子供たちの力になれたら、勇気や希望を与えられるようになれたら。そうした思いを胸に講演を行っている。個性を磨き、自分らしくワクワクすることの大切さを伝えていきたい」と話しています。
【WWDより引用】
会社全体で取り組んでいることはもちろんですが、それを外部にどんどん発信していけるような活動でとても素敵だなと思います。
活動家の方と企業がより密接に連携して情報を発信していける仕組みが整い、数も増えていけばどんどん情報は広がり、誰もが個性を隠さずに住みやすい社会になっていけばいいなと思います。