性別変更の女性 凍結した精子でもうけた子と法的な親子関係認めず

生まれた時の性別は男性で、性別適合手術を受けた女性が凍結保存していた精子を使ってパートナーの女性との間にもうけた子供について、法的な親子関係が認められるかどうかが争われた裁判で、東京家庭裁判所は

「今の法制度では法的な親子関係を認める根拠が見当たらない」

として訴えを退けました。

親として認めてほしいと訴えを起こしていた女性は判決について、

「親子として認められずとても悲しく、残念です。生物学的にも親子なのに法的に認められないのは制度が追い付いてないと感じます。同性同士で子供を育てている家庭は私たち以外にも普通にいるので、諦めずに子供たちが生きやすい社会に変えていきたい」

と話し、控訴する考えを示しました。

【NHK NEWSWEBより引用】

性同一性障害特例法では子駅を変える場合に

結婚していないこと、未成年の子供がいないこと、生殖機能をなくすことなど5つの要件を定めていて、全てを満たさなければ性別を変えることはできません。

技術の進歩や多様性が広がる社会に制度が追い付いてないように感じます。

今後、法が改定され、多様性が認められる社会になっていけばいいなと思います。

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