米国で性的少数者の当選が増えています!

日本の政府、地方の選挙で性的少数者の候補者が当選することは決して多くありません。

しかし、米国の連邦や地方の選挙ではLGBTQの候補者の当選が増加しています。

2020年にはLGBTQを公言した候補者が少なくとも782人立候補、史上最多の334人が当選しています。

議会の審議に性的少数者の意見が反映され、行動の手本(ロールモデル)として注目されており、多様性がさらに進む循環が生まれています。

生まれた性とは違う性で生きるトランスジェンダーとして初めて昨年11月にバーモンド州議員に当選したテイラー・スモール州下院議員。

2月末に委員会を通過したゲイやトランスジェンダーに対する暴行などの犯罪で、加害者が被害者の性自認、性的指向を知って心神喪失状態になったと主張することを禁じる法案が委員会を通過した際に、トランジェンダーであることを理由に嫌がらせを受けた経験のあるスモール氏がいたことで下院での議論は進んだそうです。

「私が提案者の一人となり、他の議員と話をすることで、なぜこの法案が大事なのかわかってもらう事ができた。」

【※朝日新聞より抜粋】

日本では性的少数者に対する発言が議会で問題になるなど、米国と比べて認知度が低いように感じられます。

より多くの方がLGBTQについて理解し、日本でも多様性がより広く受け入れられる社会になっていけばと思います。

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