サッカーからジェンダー教育へ 「多様性を当たり前に」 

サッカー女子 なでしこリーグの元選手で現在は男性として生きる3人がユニットを結成しました。

「ミュータントウェーブ」として関東の小中学校を中心にジェンダー教育の出張授業を続けているそうです。

メンバーの1人である大嶋さんは小学校の頃から自分のせいに違和感があったそう。

サッカーの世界では「ボーイッシュな女子が多かったので自然体でいられた」と話します。

27歳で現役を引退した後、性別適合手術などをしました。

就職活動では、担当者から性に関する質問を多く投げかけられ、「取引先との信頼関係が崩れる可能性がある」と内定を取り消されたこともあった。「世間はこんなにもLGBTに冷たいのかと思った」と話します。

2021年6月に同じように現役を引退後に戸籍上の性別を男性に変えた元チームメイトの大川さんと大川さんの幼少期からのサッカー仲間だった山本さんとグループを作りました。

名前は英語で「突然変異の波」を意味しています。

今年6月中旬には、松戸市旭町中学校で生徒約250人を前に授業を行いました。

山本さんは高校時代に自信の性自認を同級生に暴露された「アウティング」の経験について語り、

「周りから無視されたりした。大切な友人には自分の口から伝えたかった」と打ち明けました。

近年はジェンダーに関する研修をする企業や団体も増えているとはいえ、周囲の理解のなさ故に生きづらさを感じている人は少なくないと大川さんは話します。

【毎日新聞より引用】

小中学校の頃からこのような授業があれば、知識がついて偏見や理解のなさ故に当事者を傷つけてしまうという事も少なくなると思います。

このような活動を通じて社会へのLGBTQへの理解がどんどん広がっていけばいいなと思います。

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